名古屋山岳同志会 山のアルバム


自主山行  西穂高岳

2005年2月12日〜13日 
深見 西尾 長尾 萩原 山口


ベテラン揃いのメンバーの中、どきどき緊張しながら、厳冬期の西穂に行ってきました。
2月12日 7:00JR春日井駅集合、名神、東海北陸道で一路新穂高へ。ロープウェイにて一気に高度を稼ぐ。14:00には西穂山荘に着き、少し散歩に小屋近くの丘まで上がってみた。帽子、手袋等をしていたにもかかわらず、耳は引きちぎれんばかりに痛く、手も大声を出したいぐらいに痛く、足に到っては万力にぎゅーぎゅー締め付けられる様な痛みに襲われた。思わず生命の危険を感じ、すぐ小屋に引き返した。小屋までは樹林帯のため風も無く快調だったのに。。。あ〜なんていうとこにきてしまったんだろうと後悔の念に駆られながらも、多少の凍傷は仕方ない、と腹をくくる。おまけに天気予報では、明日のアタック日は悪天の予報。
といいつつも、夕食後もストーブの周りを陣取り消灯まで飲み続けた我々であった。

2月13日 5:00起床 天候が気になるが、怖くて外に見に行けない。食欲は無いが無理やり朝食(弁当)をたべ、準備し外へ出る。なんと風も無く晴れており薄っすらと朝焼けが見え出してる。全員でヨッシャーと喜び合い、出発。まずは独標を目指す。やっぱり寒い。行動していても全然体があたたまず、止ると手足が寒さのため痛くなるためほとんど休憩は無い。手袋もはずせないため行動食の補給も出来ない。そんな中ようやく独標着。1名単独者が居たが、西穂は行かず引き返すそうだ。
ここまでは天気はよかったが、だんだんガスがでてきた。
ここからが本番。いきなり急な岩場を降りる。足を踏み外すと、命が・・・というような場面を緊張しながら行く。他のパーティーは無くトレースも無い。
まつげが凍り、まばたきが変な感じである。幾度も危険な場面を切り抜け、感動の西穂 山頂着であった。
ガスがどんどんでてきている。
やったーという感動半分、これからまた危険な稜線を戻らなければならないという虚脱感?半分で寒さのため休憩もそこそこに歩き出す。途中危険箇所はフィクスロープを張って頂き、やり過ごす。
12:00過ぎ西穂山荘着。やっとほっとした。

今回はいろいろないい条件が重なり、成功した。僕は昨年春合宿(前穂)、夏合宿(剣)、冬合宿(奥穂)がことごとく未完遂になっていたため、本当に久しぶりの大きな厳しい山行ができた。リーダーをはじめ同行の皆様、本当にありがとうございました。
(山口)
西穂山頂 独標
 


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